献血してみませんか?【初めて血液センターで献血をしてきました】~献血をしてよかった五つのこと~
これまでしようしようと思って先延ばしにしていたんですが、ついに血液センターに行って、献血をしてきました
率直な感想としては、行ってよかったです。いい経験になりました
ということで、献血の流れと、してよかったと思えることについて、書いていきます
※私の住んでいる地域の血液センターでのやり方なので、ほかの地域だと若干違う点があるかもしれません
また、一週間以上前のことなので、だいぶ記憶が薄れています
休日、時間があったので前々から行こうと思っていた赤十字血液センターに行きました。
少し緊張しながら血液センターに足を運ぶと、受付で、初めて献血すると伝えました。
この受付で本人確認のために運転免許証などを見せる必要があります
そして渡された紙に、名前や生年月日や職業や身長体重などを書きました
それを書き終え渡すと、献血できるかどうかタッチパネルでのチェックをするように言われました
だれでも献血ができるというわけではありません
年齢制限もあります。十代後半から六十九歳までが献血可能のようでした
献血者の健康を守り、輸血を受ける方の安全性を高めるために、基準を満たしているかチェックする必要があります
以下のチェック項目がタッチパネルに表示され、チェックしていきました
献血をご遠慮いただく方
()内は、その期間を過ぎていれば、だいじょうぶです
・現在、体調がすぐれない方
・インフルエンザなどの予防接種を受けた方(二十四時間)
・エイズ検査が目的の方
・アボダート(六か月間)、プロペシア(一か月間)などの育毛剤を使っている方
・妊娠中・授乳中の方
・出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方(三日間)
・不特定多数の異性との性的接触があった方(六か月間)
・男性の内で、同性との性的接触があった方(六か月間)
・違法なドラッグを使用している方(六か月間)
・海外から帰国したばかりの方(四週間)
・海外滞在歴についても、細かく時期と地域を絞って訊かれます
・器具を共用してピアスを開けた方(六か月間)
・器具を共用せずにピアスを開けた方(一か月間)
・輸血や臓器の移植を受けたことがある方
・B型やC型肝炎ウイルス、エイズウイルスのキャリア(保有者)といわれた方
・ヒト胎盤(プラセンタ)エキス注射剤を使用した経験がある方
これらに当てはまらないか、タッチパネルでチェックしていきます
私は問題がなかったので、その後血圧を測りました
その後漫画を読んでいると、名前を呼ばれました
そして、採血所に行くと、採血ベッドで楽な姿勢でじっとして血液を抜かれている人が六、七人いました
看護師さんから両袖をまくり上げるように言われ、さすったりしながらどちらの腕の血管が採血しやすいかチェックされました
本番で採血するのは右腕に決まりましたが、簡易検査のために逆の左腕から少量血液を抜きました
この少量の血液で、貧血の心配がないかヘモグロビン量または血液比重の測定と、血液型の事前判定を行います
簡易検査の結果は問題なかったらしく、タッチパネルの問診票に基づいた簡単な問診をお医者さんにしてもらって、右腕で全血献血をすることが決まりました
献血には全血献血(400mlと200ml)と成分献血があります。
全血献血は血をそのまま抜くんですが、成分献血は、抜いた血液から血小板や血漿といった特定の成分だけを採り、体内で回復に時間がかかる赤血球は、体内へと戻すやり方の献血です
私は全血献血をしました
全血献血の場合には400と200がありますが、これは体重や、貧血かどうかなどでどちらにするかが決まります。貧血の人は、血を抜き過ぎるとしばらく気持ち悪くなってしまうことがあるので、少なくしたほうがいいかもしれません
そして、採血を待ちます
採血しやすくするためにはあっためたほうがいいということで、湯たんぽを渡されました。常連さんは湯たんぽを持っていなかったので、たぶん初めての人にだけ渡されていたようです。
その湯たんぽで、献血のために針を刺す右腕を温めて、待合室で漫画を読んだり、エリーゼを食べたり、ココアを飲みながら、自分の番が来るのを待ちました
名前を呼ばれ、採血ベッドに横になって、ついに採血のときが来ました
献血用の針から目を逸らし、そのときを待ちます
ちくりときましたが、そう痛くはありませんでした
血が抜かれていくのを見るのはあまりいい気分ではないので、できるだけ血を抜かれている右腕のほうを見ないようにしました
採血が上手くいくためには、血流を良くする必要があるということで、採血中、足の運動をするように言われました
両脚とも採血ベッドで伸ばしているわけですが、その脚を交差させて、足をぐぅーと伸ばしたり脱力したりを、五秒ずつ繰り返しました
その足の運動に効果があったのか、採血はすぐに終わって、看護師さんにも「早く終わりましたね」といわれました
やはり、足を動かすことで血流がよくなるのですね
献血が終わりました。
献血を終え、採血ベッドから起き上がり立つと、採血を担当した看護師さんに、くらっと来ないか、その場で足踏みして確かめるように言われました
足踏みしましたが、全然問題ありませんでした
その後も異常はなく、いつも通りに暮らせました
献血後は水分補給が大事ということだったので、無料で使えるように設定された自動販売機でコーヒーやお茶を飲みました
献血後は、ジュースやお茶などでしっかり水分補給し、激しい運動をしないようにしてください
階段などではふらつかないように注意し、二時間以内の入浴と当日のサウナは避けてください
献血直後の飲酒、喫煙もよくありません
採血した腕に強い力がかからないよう気を付けてください
すべて終わり、おみやげを、歯磨き粉か保湿ペーパーかもう一つなにかの三つの中から選んでということで、そろそろ切れそうな歯磨き粉をもらいました。それに加えクリアファイルやいくつかの冊子ももらって帰りました
献血をしてよかった五つのこと
①お菓子が食べられる
エリーゼを食べました
②飲み物も飲み放題
カップ式の自動販売機が、お金を入れずに自由に何回でも使えました
あったかいココアを飲みました
ジュースが何種類もあり、コーンスープもありました
③マンガ読み放題、DVDだって視聴できる
品揃えが豊富でした
キングダムを読みました
④血液検査が無料で出来る
数日後、自宅に送られてきました
送られてきた血液検査表には生化学検査(肝臓に多く含まれる酵素のALT(GPT)やコレステロールなど)と血球計数検査(赤血球数や白血球数、ヘモグロビン濃度など)の数値が示されていました
「検査成績は、食事や体調等により多少変動することがありますが、#印のない方は心配する必要がありません」とあり、私は幸い#印がなかったので安心しました
⑤だれかの役に立つことで幸せな気分になれる
一番大きいのは、この⑤かもしれません
だれかの役に立ったり、だれかに必要とされることは幸せなことですからね
次回献血可能日が記された献血カードを受け取って、私は赤十字血液センターを後にしました。
人間の血液を人工的に作り出すことは、進んだ現代の科学でも実現していません
そのため、医療に必要な血液は、健康な人が自分の意志で提供してくれなくては、足りなくなってしまいます
一度、赤十字血液センターに足を運んで、献血をされてみてはいかがでしょうか
いい経験になると思いますよ
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