恋愛に使える心理学【モテる男女のテクニック】⑨ゲイン・ロス効果「不良の優しさ」「弱者の勇気」~人はやっぱりギャップに弱い~
ゲイン・ロス効果とは、変化の度合いが大きければ大きいほど、それを見聞きした人へ与える影響が強い、心理学的効果のことを言います
要するに、ツンデレなどのギャップ萌えですね
他者の大きな変化に心動かされるのが人間です
不良が更生して真人間になると、さも美談であるかのように語られますね
ずっと真面目に生きているほうが、ずっと立派なのにもかかわらずです
ずっと真面目に生きてきた人間からすると納得いかないことですが、不良の更生=美談と捉えられるのも、ゲイン・ロス効果、ギャップの仕業です
不良が雨に打たれながら、捨てられた猫や犬を撫でていたら、ゲイン・ロス効果で三段飛ばしぐらいに「いい人の階段」を上ります
弱々しい印象の男性が、いざという時(不良にからまれたりしたとき)に毅然とした態度で対応したら、「男らしさ・かっこよさの階段」を三段飛ばしで駆け上がります
逆に、普段勇ましいことを言っている雄々しい男性が、いざという時に逃げ出した挙句女々しくグチグチ言ったりしたら、印象が階段の最上段から転落して、幻滅してしまいますよね
ギャップは、良く働ければ好印象につながりますが、悪く働けば幻滅を引き起こします
ギャップをつくろうと最初の印象を悪くして、あとから印象を良くしようとするのは、なかなか上手くいきません
人間関係には、第一印象がもっとも大事という大原則があるからです
第一印象が悪すぎると、そこから逆転するのは非常に難しいです
ゲイン・ロス効果、ギャップで攻めるならば、悪い印象→いい印象というギャップを狙うよりも、「この人こんな一面があったんだ、意外!」と思われるギャップを狙うのが一番いいです
要は、「いつもと違う自分」を見せることが大事なわけです
いつもと違う自分を見せることで、印象を劇的に変えることが可能です
しっかりしていて何事にも強気で勝気な女性が、好きな人にだけ弱い面を見せ甘えてくると、頼りにされた男性にとってはうれしいんじゃないでしょうか
無口で無愛想だと思っていた男性が、二人きりになったときに見せるはにかんだ笑顔すてきですよね
クールという魅力に、さわやかやかわいいという魅力が加わります
だれに対してもギャップを見せるのではなく、意中の人にだけギャップを見せるのが効果的です。
みんなで一緒にいるときと、二人だけでいるときとのギャップを意識することが、好きな人との距離を縮めるのに効果的なわけです
二人きりのときに態度を変えて甘えたりできないという人は、服装を変えるのがいいですね
デートのときの服装をいつもと違ったものにするのです
普段スタイリッシュだったりフォーマルだったりな服装の女性が、デートのときにフェミニンな格好で現れたら、男性としてはグッときませんか?
ゲイン・ロス効果でギャップを上手く利用して、気になる相手のハートをつかみましょう