三時のおやつには意味がある【体内時計遺伝子BMAL1(ビーマル・ワン)が太りやすい時間帯と太りにくい時間帯をつくっていた】
前に、BMAL1(ビーマル・ワン)という、体内時計の調整機能を持つタンパク質を紹介したことがありました
BMAL1(ビーマル・ワン)は、体内時計の調節だけならよかったんですが、憎いことに、脂肪をため込む働きまで持っています
おやつの時間、午後三時こそがBMAL1(ビーマル・ワン)がもっとも減る時間帯です。それはつまり、午後三時こそが、もっとも太りにくい時間帯であることを示しています
逆に、BMAL1(ビーマル・ワン)がもっとも分泌されるのが午後十時から午前二時にかけてです。
午後三時と比べると、なんと二十倍!!
それだけ多くなるということは、当然太りやすくなります。だから、夜食は恐ろしいのです
食事の時間帯によって二十倍もの大きな違いが生まれるわけですね
午後三時が食事をしても脂肪を蓄積しにくい時間帯
午後十時~午前二時が脂肪を蓄積しやすい時間帯
糖分が多くカロリーが高い食べ物でも、一番脂肪になりにくい午後三時なら、被害を最小限におさえられるということを、ダイエッターとしては、しっかり覚えておきたいですね。時間帯を考えて食事することが大事です
生活リズムが乱れていると、メタボリックシンドロームになりやすいことも明らかになっています
朝に日光を浴びるなどして規則正しい生活を心掛け、よけいなもののついていない体をつくっていきたいものですね