恋愛に使える心理学【男心女心】【惚れさせる】⑦ウィンザー効果~協力してくれる友人がいると恋愛は上手くいく~
恋愛に使える心理学第七弾は、ウィンザー効果です
このウィンザー効果とは、当事者から直接聞いた情報よりも、第三者から間接的に聞いた情報のほうが信憑性が増すという、心理的効果のことです
商品を販売する企業と消費者の関係で考えてみると、分かりやすいかもしれません
企業は、さまざまなメディアで、自社の商品はこれほどまでに優れている、だから、他社のものを買うより、絶対うちのものを買ったほうがいいのだと、消費者たちに広く大きな声でアピールしますね
しかし消費者には、
「そりゃ買ってもらいたいんだから、自分のところの商品を良く言うのは当然だよな」という心理が働いて、それらの商品アピールを素直に受け取れないのです
なにか高い買い物をするとき、アマゾンレビューでどんな評判かチェックしてから、買うかどうかを決める人は少なくないと思います。私もその一人です
レビューに背中を押されて商品購入を決意する
それが、ウィンザー効果です
なにか商品を買うのでも、食事の店を決めるのでも、クチコミは大きな影響力を持っているわけです
消費者に自社商品を買ってもらいたい企業同様、好きな人に好きになってもらいたい片想いの人でも、同じことが言えます
アマゾンレビューで顔も名前も知らない人のレビューに影響を受けた以上に、共通の友人から聞く誉め言葉は、大きな影響をもたらすのです
相手に好意を持ってもらおうとして、自分のアピールポイントを並べ立てれば、「この人自慢ばっかりだな」と悪印象を持たれることになり、逆効果です
だからこそ、自分のアピールしたいところは、第三者から言ってもらったほうが効果的なのです
本人がアピールするよりも、第三者が褒めてくれるほうがはるかに説得力がある。
それが、ウィンザー効果です
好きな人にだけ好かれればいいという考えでは、絶対に上手くいきません
恋愛を成功させたいなら、好きな人のまわりにいる人たちを味方につける必要があるのです
異性と恋人の段階にあがろうとするとき、人は絶対まわりの目を気にします
まわりの評判が悪いと、付き合える可能性が大幅減なのは間違いないと思います
評判の悪い人と深い関係になることは、自分の評価も落としかねないことなので、付き合うには大きな勇気がいるのです
ウィンザー効果は、信頼している人の意見ほど、影響が大きくなります
ですから、あなたの好きな人の親友こそが、ウィンザー効果を働かせるということを考えたとき、もっとも重要な人となります
好きな人の親友と仲良くなり好印象を持ってもらうことで、その好印象は好きな人にも伝わって、好きな人から好かれやすくなるのです
ちょっと勇気がいりますが、共通の友人を介して、好きな人に好意を伝えてもらうのも一つの手です
「あの子、おまえのこと好きらしいよ」
そうやって第三者から「好き」と伝えてもらうことで、自分を異性として意識してもらえるようになります
好意の返報性が働いて、好きな人から「好き」という気持ちが返ってきやすくなるのです
恋愛に使える心理学テクニック
ウィンザー効果のまとめ
城を落とすには、外堀を埋める必要があるわけです