ファーストフード店でアルバイトしていたころの思い出【外食不信のきっかけ】
私高校生のころに、ファーストフード店でアルバイトしていたことがあるんですけど、その店は、調理に使う油を交換するペースが遅くて、平気で、酸化の進んだ古い油を
何日も使って、その油で調理したものをお客さんに提供していました
一応、酸化具合をチェックすることもあったんですが、その基準が緩く、お客さんの健康を考えれば、もっと基準やチェック体制を厳しくすべきだと思っていました
揚げ料理に使う油を換えないのは、酸化コレステロールの問題があり(油やバターを使った料理や肉料理などは、コレステロールの酸化に注意が必要です。詳細はこの記事↓
に書いてます)、健康リスクを増大させます
油を長い間交換しないことを働きながらおかしいなと思っていたので、もっと早いペースで交換するべきでは?と、店長に言ったんですね
そしたら、「もったいないから今のままでいい」と言われて唖然としました
その店長にとっては(もしくは、さらに上の人の意向かもしれません)、客の健康よりも、コストや手間を少しでも減らすことのほうが大事なんだなと、その一言で分かりました。お客さんが将来的に健康を失っても心が痛まないんだなと、心の内を教えられました
食事が人の体をつくってるのは間違いないわけで、外食産業で働いている人は、お客さんの健康の責任を少なからず背負っているわけです
にもかかわらず、調理油を長期間交換しないというのは、誠意あるサービスとは言えないですし、それどころか、そのお店に足を運びお金を出すお客さんへの裏切りだと思うんですよね
店によって違うんでしょうが、私は今でも、昔アルバイトしていたチェーン店では飲食しようと思えないです。その当時のショックがいまだに残っていて、外食不信は拭えないままでいます
飲食店の実情は、そのお店で働いてみないと分からないので、信頼できる外食店がどこなのかを判断するのは、なかなか難しいことだと痛感します