猿から分かった髪に良くないこと【髪を○○るとハゲてしまう!?】
一ヶ月以上前に、こんな記事を書いたことがありました
シャンプーは、洗浄力が強すぎる場合があります
不要な皮脂だけでなく、必要な分の皮脂まで根こそぎ取り去ってしまい、頭皮に乾燥をもたらして、フケを出してしまうことがあるという話をしました
自分の頭皮の状態を把握して、脂ぎっているのか、それとも乾燥しているのか判断し、それによって自分に合ったヘアケアをする必要があるわけですね
シャンプーが皮脂をとり過ぎているのであれば、シャンプーを使わない湯シャンという選択肢もありだと思います
毛については、最近こんな記事も書きました
ヒゲなどの体毛は、男性ホルモン由来のものなので、男性ホルモンが多ければ多いほど、毛深くなるわけですね
では、女性ホルモン由来の毛は何でしょう
それは、髪の毛です
だからこそ、女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンが、髪にいいわけですね
では、タイトルにした「猿から分かった髪に良くないこと」の話をします
それは、髪をしばって頭皮がつっぱった状態になることです
アメリカで、頭皮がつっぱった状態と禿げることの因果関係を調べるために、こんな実験が行われました
実験動物として使われたのは、アカゲザルでした
アカゲザルの頭頂部をつまんで固く縫い合わせておいたところ、三四か月後には両側頭部の毛が抜けて薄くなり、やがて禿げてしまったといいます
頭皮が固い人は禿げると、昔から言われてますよね。それは、この実験で正しいと証明されたことになります
頭皮が固くなり血行不良を起こすことで、育毛がなされず、脱毛が引き起こされるわけです
ちなみに、実験に使われたアカゲザルの頭頂部の縫合を解いて頭皮のゆとりを取り戻させると、再び毛が生えてきたそうです
頭皮のつっぱった状態を解消できれば、人でも同じようになるはずです
髪に不自然な力がかかって、頭皮がつっぱった状態になることが、髪が抜ける原因となります
だから、髪をずっとしばりっぱなしにするのは良くないわけです
「高島田」とか、昔の女の人は髪をばっちり決めていることが多かったですが、実際には髪が薄くなっている人が多く、剥き出しになってしまった地肌を、長い髪を折り重ねることで隠していたという話を聞いたことがあります
髪の毛は性別問わず、人の顔の印象を大きく左右するものなので、大事にしていきたいものですね