奥さんにプレッシャーをかけられると旦那さんはEDになってしまうという話
夫婦が子づくりを視野に入れたときに、「排卵日」を強く意識すると思います
確かに排卵日付近にセックスすることで受精確率が上がり、妊娠しやすくなりますが、する日を決めてしまうことで弊害も生まれてきます
義務感からくるプレッシャーで、旦那さんのコンディションが整いにくくなるからです
セックスする日を決めていると、「上手くいかなかったらどうしよう」というプレッシャーがかかりやすくなって、ED(勃起不全)に陥りやすくなるのです
寝よう寝ようと意識するほど寝られなくなるように、何事も意識しすぎるとうまくいかなくなるものなんでしょうね
自然な流れですることで、プレッシャーや不安を最小限に抑えられます
コンディションが整わない男性を女性がなじるのは絶対にやってはいけないことで、EDに拍車がかかってしまいます
精神が性生活に与える影響は大きく、プレッシャーでEDになってしまうだけでなく、コンプレックスからおかしな性癖を得てしまうこともあります
旦那さんがEDになってしまえば、男性としての自信を喪失し、必然的な流れとしてセックスレスになってしまいます
そうなれば、子づくりが上手くいかないだけではなく、夫婦関係も冷え切ったものになってしまうでしょう
夫婦関係を良好に保つには、性生活も大事ですよね
EDは精神的な原因だけでなく、肉体的な原因もあります
そうであれば、食生活の改善が求められますし、難しい問題です
精神的な問題と肉体的な問題どちらもという複合型のケースだって当然あります
排卵日だけにセックスする夫婦より、排卵日以外にもセックスする夫婦のほうが妊娠する確率は高いという研究結果もあるわけですから、排卵日付近を意識しすぎるのは考えものです
EDは、心因性のものだけでなく、肉体的な問題から起こるものもあります
高血圧や糖尿病(高血糖)などが原因で動脈硬化(血管が硬くなる)が起こり、血管が広がらず血液循環も悪くなります。
そして、血液の流れに問題が起こるので、血流によって生じる勃起が機能しなくなるわけです
食生活の乱れなどからくる生活習慣病は、加齢によって患いやすくなりますね。生活習慣病で血管トラブルが起こるために、加齢に従ってEDも引き起こされやすくなるわけです
勃起のメカニズムを簡単に説明しますと、男性器は、海綿体(スポンジのようなもの)で出来ていて、脳から神経を通って興奮が伝わることで、そのスポンジに血がみなぎり膨張し硬さを得るわけです
陰茎そのものが血管と言っていいほど、男性器は血流の影響をもろに受けます。血管の集合体だからこそ、膨らんだり縮んだりを可能としているわけです
血行不良であれば、勃起に必要な血液量を獲得できないので、硬くならず縮んだままとなってしまいます
EDは、血流に問題がある場合もありますが、性的刺激を脳から男性器へと伝える神経に問題がある場合もあります
大昔、男性器の勃起は、空気によってなされていると考えられていました
口から吸いこんだ空気が下腹部にまで達して膨れさせていると当時の人々は考えていたのです
その間違いを正し、勃起のメカニズムを明らかにしたのは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチでした
何事にも興味津々で研究熱心なレオナルド・ダ・ヴィンチは、陰茎は空気によって固くなっているという当時の定説に対し、「そんなはずはない!」と異論を唱えました。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、首つり死体に反射的な勃起が起こる事実や、牛の解剖を行うなどして、男性器の勃起は、空気ではなく、血流によってなされていると明らかにしたのです
この過去記事でも書きましたけど、勃起は血流によって起こっているからこそ、血行を良くするのに効果があるウォーキングはED対策になるわけです