ストレスとの上手い付き合い方
ストレスは、人をおかしくしてしまいます
中学時代の話ですが、クラスメイトに、ストレス発散のために、髪の毛を手でブチブチ抜く人がいました
毛を抜くときの様子や、何本も毛を引き抜いた頭皮が、非常に痛々しかったのを、よく覚えています
先生からやめるように言われても、髪の毛を手で抜くのをやめようとはしませんでした
なんでそんなことするんだろうと周りの人が疑問に思っても、本人はそれをせずにはいられないようでした。
たまに、異常なほど独り言を言っている人を目にすることがありますね
そういった人たちの根本原因は、溜まりに溜まったストレスにあるケースが多いです
独り言というものは、ストレスが溜まっていると出てきてしまうものです
独り言にはストレス発散の効果がありますが、度が過ぎると、まわりからの視線が冷たくなってしまいます
独り言を繰り返す人には、対話相手が必要です
独り言がなぜ気味悪がられるかと言えば、一方通行で会話が成り立っていないからです
人は、不完全なコミュニケーションを嫌います
近くに電話で話している人がいて不快感を覚えるのも、会話全部を聞けるわけではなく、一方通行の言葉しか聞き取れないためです
不完全な会話は、人を不快にします
だから、独り言は、悪いものとして見られます
独り言を言う人には、当然寂しさもあるでしょう。話し相手が見つかれば、その人の問題が解決することは少なくないはずです。しかし、独り言ばかり言ってる人はどうしても避けられてしまいますから、話し相手を見つけることが難しくなります。悪循環ですね
他人と会話することほど、脳が活性化することはほかにありません
独りで考えるのもときには大事ですが、グループでブレインストーミングしたほうが、アイデアはたくさん出てきますよね
自分の中で完結するのではなく、他者とやり取りすることによって、脳は最大限に使われます
会話することで、相手への理解が深まりますし、多くの情報を得られますし、ストレス発散にもなりますし、認知症予防にもなります。
独りで過ごすのは、確かに楽な面もありますし、他者と関わるのは、ときに面倒なこともあります
でも、人と関わることで得られることがあるということを忘れると、まわりに人がいなくなってしまうものなので、そのことは忘れたくないなと思っています
なにかしら、自分にあったストレス発散を見つける必要があります
カラオケで熱唱するものいいですし、友達とお酒を飲みに行くのもいいです
ただお酒については、 過去記事でも書きましたが、肝臓は沈黙の臓器なので、不調に気付くのが遅れるというケースが多々ありますから、肝臓のことを気遣ってあげてください
「肝心要」という言葉がありますね
「非常に大切なこと」を意味します
「非常に大切なこと」を表すために、「肝」と「心」が使われていますが、これは人体の臓器、「肝臓」と「心臓」のことで、このことからも、肝臓が、人にとって非常に大切な臓器だということが分かります
「肝心要」は「肝腎要」とも書きます。
この「腎」は、「腎臓」のことです
「肝心要」と「肝腎要」
どちらにせよ入ってるのが「肝」です
そのことからも、肝臓の重要性が伝わってきます
これから歓送迎会が増える時期ですが、あまり肝臓を無理させないように、労わってあげてください
ストレスがまったくない社会は実現不可能だと思うので、皆さんがストレスを溜め込まず、上手く発散できるように祈ってます
日々のストレス解消につながる趣味を見つけられる人は幸せですね
生きていると、腹が立つことは決してなくなりませんが、怒りで我を忘れると、人はとんでもないことをしてしまいかねません
怒りのピークは六秒で、六秒を過ぎれば怒りはおさまっていくといいます
激怒して、取り返しのつかないことをしてしまいそうな時こそ、唇を噛んでぐっと我慢してください
心の中で六秒数えてください
そうすれば、怒りはじきに去っていきます
怒りに身を任せて、暴力を振るうなど法律に反することをすれば、一番苦しむのはその人自身です
不安や不満が消えることはないでしょう
でも、上手い付き合い方を見つけることはできると思います