アレルギーの苦しみを減らすためにできること

アレルギーというと、花粉症やアトピー性皮膚炎がよく知られていますよね

アレルギーとは要するに、「過剰な防衛反応」のことで、アレルゲン(アレルギーの原因物質)から体を守ろうとして、その結果、体を苦しめてしまっているのです

反応しなくていいものに反応しすぎて、身体を不調にしてしまうわけです

アレルギーの怖いところは、ある日突然なり得ることです

花粉症のケースが分かりやすいですよね

それまでは全然花粉が平気だったのに、ある時を境に花粉で苦しむようになってしまうんです。静かに進行し、ある日突然、アレルギー症状が発現します

アレルギーがあると、食事のメニューに制限がかかったり、飼いたくてもペットが飼えなかったり、花粉症に苦しんだり、アトピー性皮膚炎で肌が痒くなったり赤くなったりするなど、日常生活での苦労が多いですね

自分はアレルギーがないので、その点すごく恵まれています

友人に、ゴマアレルギーの子がいました

それから、卵アレルギーの子もいました

卵アレルギーの子は、大変そうでしたね。卵って、いろんな食品に入ってますから

アレルゲン(アレルギーの原因物質)はさまざまです

食品の場合もありますし、動物の場合もあります

ペットの猫や犬やウサギなどで、アレルギー症状が出る人が少なくないです

ペットの毛やフケや唾液や排せつ物などが原因物質となります

そのほか、ダニの死骸やフン、カビの胞子なども、アレルゲンとなります

ダニなどがアレルゲンだった場合は、寝具に掃除機をかけるなど、身のまわりのものを徹底的に掃除する必要があります

食物アレルギーは、食べることだけでなく、触っても症状が出ます

たとえばお子さんが卵アレルギーの場合・・・

卵料理を作ってお母さんの手や衣服に卵のエキスが付着していると、卵アレルギーのお子さんがそのエキスに触れることで、湿疹が悪化してしまいます

赤ん坊への授乳は、特に気を付ける必要があります

お母さんの食事による影響を、母乳で育つ子供は大きく受けますから

母親が牛乳を飲むと、その成分が母乳中に移行し、赤ん坊が牛乳アレルギーを起こして、アトピー性皮膚炎になるという話を聞いたことがあります

お母さんが乳製品をやめたら、子どものアトピー性皮膚炎が改善したそうです

アレルギーの起こりやすさは、親から受け継いだ遺伝子と、胎児期に受けた環境汚染化学物質(環境ホルモン)などで決まってきます

酸化した油脂をなるべく食べないようにすることが大事です

食品加工や放置することで酸化した油脂は、空気中の酸素と反応して、過酸化脂質となるので、それを体内に入れると、細胞を傷付け、アレルギーを悪化させてしまいます

なので、古い油や加工品には注意が必要です

前に、アレルギーが原因で、学校給食で死亡事故が起こったこともありましたね

自分や家族の健康のためにも、アレルギー検査を受けたほうがいいかもしれませんね

一度、アレルギーを調べてもらうことをおすすめします

苦手なものがあると分かったなら、対策を立てることも可能ですから