〈朝〉歯磨きのタイミング〈食後〉

日曜日は、睡眠時間を多くとり過ぎてしまって生活リズムが崩れるので、いつも翌日の月曜の朝に苦労します

朝、猛烈にのどが渇いた経験がある人は多いと思います

 

当然と言えば当然で、口中がもっとも渇くのは寝起きです。就寝中、水分が刻々と失われていくからです

そして、その渇いた口内では、細菌が大量に繁殖しています

殺菌作用のある唾液が減少しているため、細菌が跳梁跋扈しています

もっとも渇く朝こそ、口のなかがもっとも汚れているのです

そこで思うのが歯磨きのことです

朝は、いつ歯を磨くのがベストなのだろうと、疑問に思ったことはないですか?

 

寝起きの汚れた口を、うがいするだけで済ませて、そのまま朝食をとっていいのでしょうか?

朝起きたらすぐ、歯を磨くべきなのでしょうか?

それとも、朝食を食べ終えてから、歯を磨けばいいのでしょうか?

食事した後に歯を磨かないと、食べかすなどが気になって、どうしても不快感がありますよね

ですから、朝食前よりも、朝食後に磨くほうがいいのでしょうか

調べたところ、ベストなのは、朝起きて歯を磨き、朝食後にもまた歯を磨くという、朝二回の歯磨きです

でも、朝はみなさん、忙しいですよね

歯を二回も磨いてられるかって感じですよね

 

食後すぐには、歯を磨かないほうがいいという話もありますね。

食べ物のなかには酸性のものもあり、それを噛んだ歯を食後すぐに磨くと、柔らかくなったエナメル質を削り落としてしまうので、歯磨きをするのは食後から三十分待ったほうがいいという説です。

ということで、その話を踏まえ私がおすすめするのは、朝起きた時間によって、朝食前の歯磨きと朝食後の歯磨きを選ぶという方法です

 

朝食をとったあとに、三十分以上の空き時間をつくって歯磨きできるようならば、朝食後の歯磨きを選択し、朝食をとったあと三十分の空き時間を取れないようならば、朝起きてすぐに歯磨きし、朝食を食べ、鏡で歯をチェックしてから外出すればいいのではないでしょうか

 

歯科衛生については、歯科医・歯科衛生士によっても考え方が分かれているところがあるため判断は難しいですが、自分の生活スタイルに合ったケアで歯を大事にし、老後自前の歯で食べ物を噛めるようにがんばりましょう